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もみがらくん炭の作り方と農業での使い方|Helty活用事例

2026.07.21

バイオ炭・くん炭

もみがらくん炭の作り方と農業での使い方を解説する記事のアイキャッチ画像。もみがらからくん炭になる流れのイラスト。

稲作農家にとって毎年大量に発生する「もみがら」。これまで野焼きや産業廃棄物として処理されてきたもみがらを、農業に役立つ「くん炭」に変える取り組みが広がっています。本記事では、もみがらくん炭の作り方から農業での活用方法、Heltyを使った効率的な製造まで詳しく解説します。

もみがらくん炭(くん炭)とは?

もみがらくん炭とは、米のもみがら(籾殻)を酸素を遮断した状態で蒸し焼きにした炭のことです。炭化することで、もみがら特有の軽さと多孔質構造が生まれ、土壌改良材として非常に優れた性質を持つようになります。

農業の分野では古くから使われてきた伝統的な資材で、近年はバイオ炭の一種として地球温暖化対策への貢献も注目されています。

もみがらくん炭の作り方

もみがらくん炭ができるまでの流れを示した図。もみがら回収からHeltyでの炭化、くん炭の完成、農地への施用まで。

従来の方法(野焼き・くん炭器)

昔ながらの方法は、田んぼにもみがらを円錐状に積み上げ、中心に火をつけて蒸し焼きにする「野焼き」です。しかしこの方法は、焼きすぎると灰になってしまう・煙が出て近隣の迷惑になる・一度に大量に処理できないなどの課題がありました。

Heltyを使った効率的な製造方法

TAYASUが開発したHeltyは、これらの課題を解決した移動型くん炭機です。もみがらを投入するだけで自動的に炭化し、1時間あたり約100リットル(約10kg)のくん炭を連続生成できます。

  • 2tトラックに積載可能なコンパクト設計
  • 投入から炭化まで10〜30分
  • 煙の排出を大幅に抑制
  • 移動しながら複数の農地で使用可能
移動型くん炭機Heltyの主な仕様(製造能力・炭化時間・積載性・煙の抑制)を数値でまとめた図。

農業でのくん炭の使い方

農業でのくん炭の使い方4つ(土壌改良材・育苗培土への混用・pH調整・Jクレジット申請)をまとめた図。

①土壌改良材として

くん炭を田畑に10〜20t/ha程度すき込むことで、土壌の通気性・保水性・排水性を同時に高めることができます。特に粘土質で水はけが悪い水田や、砂地で乾燥しやすい畑地での効果が顕著です。

②育苗培土への混用

育苗用の培土にくん炭を10〜20%混ぜることで、根の張りがよくなり、健苗育成に効果があります。水稲・野菜・果樹など幅広い作物に対応しています。

③pHの調整

くん炭はアルカリ性のため、酸性化した土壌のpH改善に役立ちます。石灰の代わりとして利用するケースも増えており、有機農業との相性も良好です。

④Jクレジット申請のための炭素固定

農地に施用したくん炭に含まれる炭素は、土壌中で長期間固定されます。この炭素固定量をJクレジットとして申請することで、炭素クレジットの売却収益を得ることができます。

Heltyの導入事例

  • 稲作農家:年間発生するもみがらを全量くん炭化し、自家の水田に施用。土壌改良と合わせてJクレジット申請で年間数十万円の収益を確保
  • 農業法人:複数の圃場を移動しながら効率的にくん炭製造。余剰分を近隣農家へ販売する新ビジネスとして展開
  • 地域振興事業:廃棄問題となっていたもみがらをHeltyで処理し、地域の農家に無償配布するCSR活動として実施

まとめ

もみがらくん炭は、農業廃棄物の有効活用・土壌改良・炭素固定・Jクレジット収益化という複数の価値を持つ資材です。Heltyを使えば従来の野焼きと比べて安全・効率的・大量にくん炭を製造できます。

  • もみがらを炭化したくん炭は土壌改良・育苗・pH調整に効果的
  • Heltyなら1時間100リットルを連続製造・2tトラックで移動可能
  • 農地への施用でJクレジット申請・売却収益も期待できる
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