シゴトアーカイブ
船舶用安全手摺
船舶用安全手摺の製作例です。
YAMAHAのYFRという新艇ですが、手摺の高さが低くてもう少し高い手摺を製作してほしいという依頼でした。
船の手摺は一般住宅の様に床基準が水平ではない為、基準がありません。
TAYASUでは、3Dスキャナーで船のデッキ全体をスキャンし、そのデータに3D-CADで製作した手摺データを重ね
船のデッキとの境界線に取付プレートを書き込みデータを作ります。
そこから、手摺のみのデータを抽出し、加工図に落とし込みます。
これは後方の手摺ですが、桟橋からの乗り降りのための扉も一体化させています。
下の図面は、船主にアンカー引上げ用のウインチを付ける為、手摺の一部に開口部を付けたものです。
実際に形にする前に、イメージ図で確認してもらえるところがTAYASUの強みです。